ハイトーンカラーで広がる髪に酸性縮毛矯正|名古屋の施術例
強いくせ毛ではないのに、髪が広がってまとまりにくい。ハイトーンカラーを続ける中で、以前より髪が膨らんで見えるようになった。そんなとき、カラーを楽しみたいお気持ちと、毎日のお手入れを楽にしたいお気持ちの間で、迷われることもあるかと思います。
今回ご紹介するのは、もともとの広がるクセに、繰り返したハイトーンカラーによるダメージが重なっていたお客様の施術例です。酸性縮毛矯正で対応できる部分へ丁寧にアプローチし、扱いやすい髪に仕上げました。
ただし、まとまりが出たことと、傷んだ髪が治ったことは同じではありません。名古屋のNo.Blow 酸性縮毛矯正専門技師が、今回の施術で大切にした考え方と、これからのカラーについてお伝えします。

強いくせ毛ではなくても、広がりは気になります
縮毛矯正というと、強いうねりや縮れを伸ばす施術を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、クセの強さだけで、お手入れの大変さが決まるわけではありません。
今回のお客様の髪は、強いくせ毛ではないものの、外へ広がるクセがある状態でした。そこにハイトーンカラーを繰り返したダメージが重なり、全体が膨らんで見えていました。
このような髪では、「クセがあるから伸ばせばよい」とだけ考えることはできません。整えたいクセがある一方で、すでに負担を受けている髪でもあるからです。広がりを収めることと、そのために髪へどこまで施術できるかを、一緒に考える必要があります。
広がっている部分を、すべて同じ状態として扱わない
根元から毛先まで一本につながっている髪でも、その間に受けてきた施術は同じとは限りません。カラーを重ねている部分や、過去に縮毛矯正をしている部分など、履歴を確認することで分かることがあります。
そのため当店では、見た目のボリュームだけで判断せず、これまでのカラーや縮毛矯正などの履歴と、現在の髪の状態を踏まえて施術を考えます。「どれくらい伸ばしたいか」だけでなく、「今の髪に何ができるか」を大切にしています。
傷んだ髪は回復しない。それでも扱いやすくできる部分はある
傷んだ髪は決して回復しない。それでも綺麗にしたい。
今回のようにカラーのダメージがある髪でも、酸性縮毛矯正でクセを整えることで、まとまりや扱いやすさにつながる場合があります。ただし、それはダメージ自体を治したという意味ではありません。
今回も、まだ施術による再結合が可能な部分へ丁寧にアプローチし、広がるクセを整えています。髪の中に残っている、施術で働きかけられる部分を見極めて対応するという考え方です。
「再結合」と「髪の再生」は違います
再結合という言葉から、傷んで失われた組織が元通りになるような印象を受けるかもしれません。しかし、ここでお伝えしているのは、施術によって髪の結合を組み替えて形を整えることであり、失われた組織を新しく作り直すことではありません。
施術前よりまとまって見えても、カラーを繰り返した履歴がなくなるわけではありません。見た目の変化が大きいほど、この点をきちんとお伝えすることが大切だと考えています。
「綺麗になったから、これからは何をしても大丈夫」と思わせてしまう説明はしたくありません。今の仕上がりを喜んでいただきながら、その後の髪も大切にしていただけるよう、できたことと、変わらないことを分けてお伝えします。
傷んだ髪と向き合う当店の考え方については、「傷んだ髪は戻らない」からこそ真剣に。でもお伝えしています。
ビフォーアフターは、表面だけでなく内側もご覧ください
掲載写真は、上段3枚が施術前、下段3枚が施術後です。施術前は中間から毛先にかけて広がりが見られ、施術後は髪の流れと全体のまとまりが整っていることが分かります。
あわせて見ていただきたいのが、髪を持ち上げた内側です。髪を下ろした状態の写真は、全体の印象を確認するのに向いています。一方、内側を見せた写真では、表面の髪に隠れてしまう部分の状態を確認できます。
表面のツヤだけを見ていただくのではなく、内側のクセや毛先まで含めて、どのような仕上がりになっているかをお見せしたい。そのため、今回も複数の角度と内側の状態が分かる写真を掲載しています。
なお、写真でお伝えできるのは、写っている範囲の見た目です。髪の内部のダメージや、施術に耐えられる状態かどうかまで、写真だけで判断できるわけではありません。
仕上げは必ず、ノーブロー
当店では、仕上げは必ず、ノーブロー。仕上げのブローで一時的に形を整えて見せるのではなく、ドライヤーで乾かした状態をご確認いただきます。
これは自然乾燥や、ドライヤーを使わないという意味ではありません。ブラシで引っ張りながら仕上げを作り込まなくても、どのように収まるのか。その状態を正直にお見せすることを大切にしています。
サロンで綺麗に見えることだけでなく、ご自宅でお客様ご自身が乾かしたときの扱いやすさにつなげたい。その考え方が、ノーブロー仕上げの根底にあります。
ハイトーンカラーの髪は、色の明るさだけでは施術を決められません
今回の施術例をご覧になり、「私も同じような明るさだから、酸性縮毛矯正ができるかもしれない」と感じる方もいらっしゃると思います。
ただ、見た目の色が似ていても、どのような薬剤を使い、どの部分へ、どのくらい施術を重ねてきたかは人それぞれです。髪色だけを基準に、同じ方法で施術できるとはお伝えできません。
ご相談の際は、分かる範囲でカラーの頻度、全体カラーとリタッチの使い分け、ブリーチの有無、過去の縮毛矯正やパーマについてお聞かせください。正確な日付や薬剤名まで覚えていなくても、分かることからお伝えいただければ大丈夫です。
酸性縮毛矯正にも髪への負担があります。「酸性だから傷まない」「ダメージがある髪でも必ず施術できる」ということではありません。状態によっては、施術する範囲を限ったり、施術を控えたりする判断も必要です。
綺麗にしたいというお気持ちにお応えしたいからこそ、無理に施術を引き受けるのではなく、今の髪にできることを正直にご提案します。
これからの負担を減らすため、可能であればリタッチカラーを
明るい髪色がお好きな方にとって、カラーは気分やおしゃれを楽しむ大切なものだと思います。髪の負担についてお伝えする際も、そのお気持ちを置き去りにはしたくありません。
そのうえで当店では、今後の髪への負担を減らすために、可能であれば毎回の全体カラーを控え、伸びてきた根元だけを染めるリタッチカラーを取り入れていただくことをおすすめしています。
すでに染めている中間から毛先へ、繰り返し薬剤を重ねる機会を減らしていただきたいからです。今回のようにダメージがある髪では、施術後のまとまりだけでなく、これから加わる負担についても考えることが大切です。
ご予定に合わせて、カラーの間隔をあける
もし無理なく調整できるのであれば、カラーの間隔を少しあけることもおすすめしています。ただし、期間をあければ、今あるダメージが回復するという意味ではありません。新たに施術を重ねる頻度を見直す考え方です。
根元の伸びが気になる時期や、大切なご予定もあると思います。「必ず何週間あけてください」と一律にお伝えするのではなく、ご希望の色や髪の状態に合わせて、カラーをご担当の美容師さんと相談していただけたらと思います。
根元が気になるときは、リタッチで対応できるか相談する
今の色味を気に入っていて、伸びてきた根元が気になる場合には、毛先まで染め直さずにリタッチで対応できるか、ご担当の美容師さんへ相談してみてください。
毎回の全体カラーが習慣になっている場合も、「今回は根元だけで整えられますか」と相談することで、染める範囲を見直せるかもしれません。全体カラーの間にリタッチを挟めるだけでも、中間から毛先へ施術を重ねる機会を減らすことにつながります。
もちろん、色味を変えたいときや、全体の色を整える必要があるときもあると思います。その場合は、ご希望と髪の状態を踏まえてご担当の美容師さんと相談し、全体カラーが必要か、どの範囲まで染めるかを考えていただければと思います。
リタッチにも根元への施術負担はあり、負担がなくなるわけではありません。それでも、すでにダメージを受けている部分へ、必要以上に施術を重ねないという考え方を大切にしていただきたいと思っています。
全部を変えなくても、できるところからで大丈夫です
カラーの間隔をあけることが難しければ、まずはリタッチで対応できるか相談してみる。今回は全体カラーが必要であれば、次回は根元だけにできるか考えてみる。何もかも一度に変えようとしなくても大丈夫です。
お客様のご希望を無視して、無理に染め方を変えていただきたいわけではありません。髪への負担を減らす方法としてリタッチをおすすめしながら、ご自身が続けやすい形で取り入れていただけたらと思っています。
「次は根元だけにしてみようかな」「今回は少し間隔をあけられそう」。そんなふうに、できそうなところから少し取り入れていただけたら嬉しいです。
施術後の髪も大切にしながら、無理のない方法を考えます
今回のお客様は、強いくせ毛ではないものの、広がるクセと、繰り返したハイトーンカラーによるダメージが重なり、髪全体が膨らんで見える状態でした。
ダメージそのものを治すことはできませんが、まだ酸性縮毛矯正で対応できる部分へ丁寧にアプローチすることで、広がりを整え、扱いやすい髪に仕上げることができました。
ただ、施術して綺麗にまとまったところで、髪とのお付き合いが終わるわけではありません。今あるダメージがなくなったわけではないからこそ、その後のカラーの重ね方も大切に考えています。
傷んだ髪は決して回復しない。それでも綺麗にしたい。
そのお気持ちに向き合うために、できないことをできるとは言わず、今の髪にできることを丁寧に積み重ねていく。そして、仕上げは必ず、ノーブローで正直にお見せする。それが、No.Blow 酸性縮毛矯正専門技師の大切にしている姿勢です。
これからの髪への負担を少しでも減らすため、可能であれば毎回の全体カラーは控え、伸びてきた根元だけを染めるリタッチカラーを取り入れていただくことをおすすめしています。すでに染めている中間から毛先へ、繰り返し負担をかける機会を減らしていただきたいからです。
もちろん、ご希望の色味やご予定もあると思いますので、無理にお願いするものではありません。カラーをご担当の美容師さんとも相談しながら、できそうなところから取り入れていただけたら嬉しいです。お好きな髪色を楽しみながら、扱いやすい髪を大切にしていけるよう、これからの染め方も一緒に考えていけたらと思います。

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