トリートメントと縮毛矯正の違い|広がる髪にはどちらが合う?
トリートメントと縮毛矯正、髪の広がりを抑えるなら、どちらを選べばよいのでしょうか。
「できるだけ髪を傷めたくない。でも、毎日もう少し楽にまとまってほしい」。
そう思うと、どのメニューが自分に合うのか迷われることもあると思います。
トリートメントで扱いやすくなり、ご自身が満足できているのであれば、無理に縮毛矯正を選ぶ必要はありません。
一方、広がりの原因にくせやうねりがあり、その形をしっかり伸ばしたい場合は、通常のトリートメントだけではご希望に届かないことがあります。
名古屋のNo.Blow 酸性縮毛矯正専門技師【ノーブロー】では、縮毛矯正のメリットだけでなく、髪への負担や仕上がりの変化までお伝えしたうえで、施術をご検討いただきたいと考えています。
今回のお客様のビフォーアフター

上段が施術前、下段が酸性縮毛矯正の施術後です。
後ろと左右から撮影した写真を、1枚にまとめています。
施術前は、髪全体にうねりがあり、中間から毛先にかけて広がった状態です。
施術後は、毛流れがそろい、全体の広がりが落ち着いた様子をご覧いただけます。
仕上げは、ブラシによるブローや仕上げのアイロンで整えずに乾かした、ノーブローの状態です。
ただし、この見た目の変化は、傷んだ髪が元の健康な状態へ戻ったという意味ではありません。
また、この写真だけで、同じ施術がすべての方に適していると判断することもできません。
トリートメントと縮毛矯正では、できることが違います
トリートメントは、手触りやまとまりを整えるためのケア
一般的なトリートメントには、髪のすべりや手触りを整えたり、補修成分で髪の状態を整えたりする役割があります。
髪の状態や製品によっては、パサつきや広がりが気になりにくくなることもあります。
ここでいう「補修」は、成分によって髪の状態を整えることであり、傷む前の髪そのものへ再生することとは区別して考える必要があります。
花王のリンス・コンディショナー・トリートメントの違いに関する説明でも、トリートメントは髪の状態や質感を整えるものとされています。
手触りがよくなり、普段のお手入れにも困らなくなったのであれば、そのケアはご自身の目的に合っているのだと思います。
酸性縮毛矯正の専門店だからといって、そこへ無理に縮毛矯正をおすすめする必要はありません。
縮毛矯正は、くせのある髪の形をストレートに整える施術
縮毛矯正は、薬剤と熱を使い、くせやうねりのある髪をストレートに整える技術です。
手触りを整えるケアとは、目的も髪への働きかけも異なります。
「触った感じはよくなったけれど、うねりや膨らみが気になる」という場合は、求めている変化と、受けているケアの役割が合っていない可能性があります。
ケアを続けてきたことが間違いだった、ということではありません。
何を変えたいのかを整理すると、次の選択がしやすくなります。
トリートメントと縮毛矯正は、メニュー名だけで選ばない
少し分かりにくいのが、美容室で「トリートメント」と呼ばれるメニューにも、さまざまな内容があることです。
日常のケアに近いものもあれば、薬剤や熱によって髪の形状に働きかける施術もあります。
「髪質改善」などの名称だけでは、何を使い、どのように施術するのかまでは分かりません。
「トリートメントという名前だから、どれも同じ」「傷む心配はない」とは判断しないでください。
とはいえ、お客様が成分や技術をすべて理解する必要はありません。
予約や施術の前に、次の点を担当の美容師さんへ確認していただければと思います。
- 手触りを整えるケアなのか、くせやうねりの形にも働きかける施術なのか。
- ご自宅で洗って乾かした後に、どのような変化が期待できるのか。
- 今の髪の状態で、どのような負担や注意点があるのか。
- 今後、縮毛矯正やカラーをする際に伝えておくべき履歴になるのか。
酸性縮毛矯正にも、ダメージと仕上がりの限界があります
今回のように広がりが落ち着いて見える仕上がりでも、酸性縮毛矯正が髪を傷めない技術になったわけではありません。
薬剤と熱を使う以上、髪への負担があります。
現在のダメージや過去の施術履歴、施術方法によっては、深刻な傷みにつながることもあります。
「酸性だから安全」「トリートメント成分が入っているから大丈夫」とはお伝えできません。
また、くせを伸ばすことで広がりが収まる一方、ボリュームが減りすぎたと感じたり、毛先が真っ直ぐになりすぎたと感じたりする方もいらっしゃいます。
同じ仕上がりでも、「すっきりして扱いやすそう」と感じる方もいれば、「もう少しふんわり感を残したい」と感じる方もいます。
どちらのご希望も大切です。
写真をご覧になる際は、ツヤだけでなく、全体のボリュームや毛先の形も参考になさってください。
トリートメントと縮毛矯正の併用は、施術内容の確認が大切です
ここで注意していただきたいのは、通常のホームケア用トリートメントと、薬剤や熱で形状に働きかけるサロン施術を、一括りにしないことです。
縮毛矯正をした髪に、日常のトリートメントを使うこと自体を否定しているわけではありません。
一方、サロンで受けた施術の内容によっては、その後の縮毛矯正の判断に影響します。
内容を確認せずに施術を重ねることは避けたいと考えています。
何か月空ければ一律に問題ない、という判断もできません。
以前受けたメニューの名前や施術時期が分かれば、カラーや縮毛矯正の履歴と一緒にお伝えください。
詳しい内容が分からない場合も、分かる範囲で大丈夫です。
必要に応じて施術を受けた美容室に確認し、髪の状態を踏まえて慎重に判断します。
髪を綺麗にしたいからこそ、施術を増やす前に考える
傷んだ髪は決して元の健康な状態へ戻りません。
それでも綺麗にしたいというお気持ちは、No.Blowも同じです。
だからこそ、「何かを追加すれば、もっと綺麗になる」と施術を重ねる前に、今の髪でできることと、負担になることを考えたいと思っています。
髪の状態によっては、今は縮毛矯正を見送る判断もあります。
トリートメントで満足できるなら、その方法を大切にしてください。
くせやうねりを伸ばしたい場合は、縮毛矯正のメリットとデメリットを確認したうえで、ご検討いただければと思います。
現在の美容師さんに髪質や履歴を理解してもらえていて、施術にも満足されているのであれば、その信頼関係はとても貴重です。
まずは「どこが気になるのか」「どのように仕上がってほしいのか」を、担当の美容師さんに伝えてみてください。
No.Blowでは、できないことを、できるとは言わず、その方が納得して選べるようにお伝えすることを大切にしています。
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