ショートボブに酸性縮毛矯正。
「ショートボブに酸性縮毛矯正をすると、毛先がピンピンになりませんか?」
「乾かしただけで、毛先が自然に内巻きになるようにできますか?」
ショートやボブスタイルのお客様から、このようなご相談をいただくことがあります。
まず結論からお伝えすると、ショートボブに酸性縮毛矯正を行うことは可能です。
ただし、髪が短いからこの施術、長いからこの施術というように、長さだけで施術方法を決めることはありません。
No.Blow 酸性縮毛矯正専門技師【ノーブロー】では、現在のクセの状態、カラーや過去の縮毛矯正などの施術履歴、根元から毛先までの状態を確認したうえで、その方に合わせて施術を考えています。
また、ショートボブで特にご理解いただきたいのが、自然なストレートに仕上げることと、乾かしただけで毛先が内巻きワンカールになるように仕上げることは別だということです。
今回は、ショートボブに酸性縮毛矯正を行う際にNo.Blowが大切にしていることと、毛先の内巻きワンカールについて当店がどのように考えているのかを詳しくお伝えします。
ショートボブに酸性縮毛矯正を行った施術例

ショートボブは髪が短いため、ロングヘアのように髪の重さでクセが下方向へ引っ張られにくく、根元や内側のうねりが髪型全体に影響することがあります。
そのため、表面だけを見ているとそれほどクセが強く見えなくても、髪を分けて内側を確認すると、根元からうねりが出ていることもあります。
縮毛矯正を考えるときは、表面の見た目だけではなく、内側まで含めて現在の状態を確認することが大切です。
一方で、髪が広がって見えるからといって、すべてがクセだけの影響とも限りません。
カラーなどの施術履歴によって、毛先のまとまりや手触りが変化している場合もあります。
だからこそNo.Blowでは、写真だけを見て「これはクセです」「これはダメージです」と決めつけません。
実際に髪を見て、触れて、これまでの施術履歴も確認しながら判断します。
ショートボブは毛先の仕上がりが分かりやすいスタイルです
ショートボブは、毛先までの距離が短く、髪型全体のシルエットも分かりやすいスタイルです。
そのため、クセが伸びたときの変化も分かりやすい一方で、毛先がどのような形に仕上がっているのかも目立ちやすくなります。
以前の縮毛矯正に対して、
「毛先までピンと伸びすぎる」
「不自然なほどまっすぐになる」
という印象を持っている方もいらっしゃいます。
No.Blowでは、酸性縮毛矯正によってクセをきちんと整えながら、元々直毛だったかのような、できるだけ自然なストレートヘアを目指しています。
ひと昔前の縮毛矯正で見られたような、不自然に毛先までピンと張った印象にはなりにくいよう、髪の状態を見ながら施術しています。
ただし、ここでいう「自然なストレート」と、「毛先が内巻きワンカールになっている状態」は同じではありません。
乾かしただけで毛先が内巻きワンカールになる施術には対応していません
ショートボブやボブスタイルをご希望のお客様から、
「縮毛矯正をしたあと、乾かしただけで毛先が内巻きになるようにできますか?」
とご相談いただくことがあります。
この点については、事前に正直にお伝えしています。
No.Blowでは、乾かしただけで毛先が内巻きワンカールになるように仕上げる縮毛矯正には対応しておりません。
縮毛矯正と毛先のカールを組み合わせる技術として、一般に「ストカール」と呼ばれる方法があります。
ストカールは、根元から中間部分には縮毛矯正を行い、毛先にはパーマをかけてカールをつける方法です。
また、パーマのようにロッドを巻かず、縮毛矯正のアイロン操作の際に毛先を丸め、内巻きの形を作る方法もあります。
このような技術そのものを否定しているわけではありません。
美容室や美容師によって、それぞれ得意とする技術や考え方があります。
ただし、No.Blowでは現在、ストカールと呼ばれる施術も、アイロン操作によって毛先へワンカールを作る施術も行っていません。
No.Blowが毛先ワンカールの技術を採用していない理由
内巻きのボブスタイルを希望されるお気持ちはよく分かります。
毛先が自然に内側へ入ると、ボブスタイルとして柔らかい印象になります。
一方で、毛先は過去のカラーや縮毛矯正などの施術履歴が重なりやすい部分でもあります。
No.Blowでは、髪の状態によっては、毛先を無理に丸めるための施術を加えることが、さらに負担につながる場合もあると考えています。
また、髪質や毛先の状態、これまでの施術履歴によって、同じように施術しても狙ったワンカールを再現しやすい方と、再現しにくい方がいらっしゃいます。
すべてのお客様に同じような内巻きワンカールを再現できるわけではありません。
仕上がりの再現性にばらつきがあるため、No.Blowでは毛先ワンカールを目的とした施術をメニューとして提供していません。
そのため、
「縮毛矯正をかけて、乾かしただけで毎回毛先が内巻きワンカールになるようにしてほしい」
というご希望の場合は、申し訳ございませんが、当店では対応が難しいことをお伝えしています。
まずは自然なストレートヘアを目指します
No.Blowがショートボブの縮毛矯正で大切にしているのは、無理に毛先へカールを作ることではありません。
まず現在のクセをきちんと整え、可能な範囲で自然なストレートヘアにすることを優先しています。
クセが伸びていない状態を「自然」と呼ぶのではありません。
必要なクセはしっかり整えたうえで、元々直毛だったかのようなストレートヘアを目指します。
その状態でも十分にショートボブとして綺麗に見える方は多くいらっしゃいます。
さらに内巻きワンカールを楽しみたい場合は、縮毛矯正で作り込むのではなく、自然なストレートヘアをベースにして、その後毛先だけ軽く内巻きにセットしていただく方法をおすすめしています。
ストレートのまま過ごしたい日はそのまま。
少し柔らかい印象にしたい日は、毛先だけ軽く内巻きにする。
その方が、髪の状態に無理をさせず、見た目も綺麗に整えやすいとNo.Blowでは考えています。
ショートボブだからこそ、クセをきちんと伸ばすことも大切です
「自然な仕上がりにしたい」という言葉だけを優先して、クセが十分に伸びていなければ、縮毛矯正をした意味が分かりにくくなってしまいます。
特にショートボブでは、根元や中間に残ったクセが髪型全体へ影響しやすいため、クセをきちんと整えることが重要です。
No.Blowが目指しているのは、
「ピンピンにしたくないからクセを残す」
という仕上がりではありません。
必要なクセを整えたうえで、その方の髪型として自然に見える状態を考えます。
クセの強さ。
根元の状態。
毛先に残っている施術履歴。
カット後の長さ。
これらを一つずつ確認しながら施術を組み立てます。
同じショートボブでも、髪の状態は一人ひとり違います
同じ長さのショートボブでも、髪の状態は同じではありません。
カラーをしていない髪。
定期的にカラーや白髪染めをしている髪。
過去に縮毛矯正をしている髪。
ブリーチ履歴が残っている髪。
それぞれ条件が異なります。
また、一本の髪でも、根元は新しく伸びた髪、中間は以前の縮毛矯正部分、毛先はカラーなどの履歴が重なっているということもあります。
そのためNo.Blowでは、「ショートボブだからこの方法」と一律には考えません。
現在の髪の状態と、これまでの施術履歴を確認したうえで、その方に必要な施術を考えます。
現在のメニューについては、No.Blowのメニューページでもご確認いただけます。
酸性縮毛矯正だから傷まないわけではありません
No.Blowが以前から大切にしている考え方があります。
傷んだ髪は決して元の健康な髪には戻りません。
これは酸性縮毛矯正でも同じです。
酸性縮毛矯正にも、薬剤や熱による髪への負担があります。
「酸性だから安全」
「酸性ならダメージゼロ」
「酸性縮毛矯正をすれば傷んだ髪が回復する」
No.Blowでは、そのようにはお伝えしていません。
縮毛矯正を行うことでクセが整い、見た目のツヤやまとまり、扱いやすさが変わることはあります。
しかし、綺麗に見えることと、髪が元の健康な状態へ戻ったことは別です。
だからこそ、必要のない負担を増やさないことも大切にしています。
毛先ワンカールの技術を一律に採用していない理由も、その考え方とつながっています。
この考え方については、「傷んだ髪は戻らない」からこそ真剣に。でも詳しくお伝えしています。
写真だけで施術できるかを決めることはありません
ご来店前に髪の写真を送っていただくこともあります。
写真からは、髪の長さや全体的なクセの見え方など、ある程度確認できることがあります。
一方で、写真だけでは分からないこともあります。
髪の手触り。
実際の毛先の状態。
過去の施術履歴がどの部分まで残っているのか。
内側にどの程度クセがあるのか。
こうしたことは、実際に確認しなければ分からない場合があります。
そのため、写真だけを見て「問題なくできます」「必ずこの仕上がりになります」とお約束することはありません。
実際の髪を確認したうえで、できることと難しいことを正直にお伝えします。
この姿勢については、酸性縮毛矯正で大切なのは「正直」なご提案。でもお伝えしています。
ショートボブでも、仕上げは必ずノーブロー
No.Blowでは、ショートボブの場合も仕上げ方法は変わりません。
仕上げは必ず、ノーブロー。
ここでいうノーブローとは、ドライヤーを使用しないという意味ではありません。
施術後はドライヤーで髪を乾かします。
ただし、ブラシを使ったブローで最後にクセを伸ばして仕上げることはしません。
乾かした状態で、実際にどの程度クセが伸びているのかをご確認いただきます。
ショートボブは毛先の形が見えやすいため、最後にブローで整えてしまえば、実際よりも綺麗に見せることもできます。
No.Blowでは、そのような仕上げ方はしていません。
乾かした状態で毛先まで確認していただく。
そして、もし想定していたよりクセが伸びていなければ、そのことも正直にお伝えします。
No.Blowという店名には、そうした考え方が込められています。
ショートボブの酸性縮毛矯正についてよくあるご質問
ショートボブでも酸性縮毛矯正はできますか?
髪の状態が施術可能であれば、ショートボブでも酸性縮毛矯正を行うことは可能です。
長さだけで施術可否を決めることはありません。
ショートボブに縮毛矯正をするとピンピンになりますか?
No.Blowでは、クセをきちんと整えながら、元々直毛だったかのような自然なストレートヘアを目指しています。
ただし、髪質やカット、現在の毛先の状態によって仕上がりは異なりますので、すべての方に同じ形をお約束するものではありません。
乾かしただけで毛先が内巻きワンカールになるようにできますか?
申し訳ございませんが、No.Blowでは、乾かしただけで毛先が内巻きワンカールになるように仕上げる縮毛矯正には対応しておりません。
根元から中間を縮毛矯正し、毛先にパーマをかける「ストカール」と呼ばれる方法や、アイロン操作によって毛先にカールを作る方法もありますが、当店ではどちらも行っていません。
髪の状態によっては毛先への追加施術が負担につながる場合があり、また髪質や施術履歴によってワンカールの再現性に差が出るためです。
No.Blowでは、まず自然なストレートヘアをベースにし、内巻きにしたい場合は毛先だけ軽くセットしていただく方法をご案内しています。
酸性縮毛矯正なら髪は傷みませんか?
いいえ。
酸性縮毛矯正にも髪への負担があります。
No.Blowでは「酸性だから傷まない」「ダメージゼロ」とはご案内していません。
写真を送れば施術できるか分かりますか?
写真は大切な参考材料になりますが、写真だけですべてを判断することはできません。
最終的には、実際の髪の状態や施術履歴を確認して判断します。
まとめ|ショートボブでも、髪の状態を見ながら自然なストレートを目指します
ショートボブに酸性縮毛矯正を行うことは可能です。
ただし、髪が短いという理由だけで施術方法を決めることはありません。
現在のクセ。
カラーや過去の縮毛矯正などの施術履歴。
根元から毛先までの状態。
そして、お客様がどのような仕上がりを希望されているのか。
それぞれを確認したうえで施術を考えます。
No.Blowでは、酸性縮毛矯正でクセをきちんと整え、元々直毛だったかのような、できるだけ自然なストレートヘアを目指しています。
一方で、乾かしただけで毛先が内巻きワンカールになるように作り込む施術は行っていません。
できないことまで「できます」とお伝えすることはありません。
毛先にカールが欲しい場合は、まず自然なストレートヘアに整え、その後必要に応じて毛先だけ軽くセットしていただく方が、No.Blowでは良いと考えています。
傷んだ髪は決して元の健康な髪には戻りません。
だからこそ、必要のない負担を無理に増やさず、現在の髪にできることを一つずつ考えます。
そして最後は、ブラシを使ったブローで仕上がりを作るのではなく、乾かした状態でご確認いただきます。
仕上げは必ず、ノーブロー。
ショートボブの場合も、誤魔化さず実際の仕上がりをお見せすることを大切にしています。

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