ハイライトをして縮毛矯正を断られた方へ|酸性縮毛矯正で大切な判断
「ハイライトをしているため、縮毛矯正は難しいと言われました」
このような経験をされ、酸性縮毛矯正について調べている方もいらっしゃると思います。
実際にNo.Blow 酸性縮毛矯正専門技師にも、ハイライトの履歴があることを理由に、ほかの美容室で縮毛矯正を断られた方がご来店されることがあります。
最初にお伝えしたいのは、ハイライトが入っているから必ず縮毛矯正ができないわけでも、酸性縮毛矯正なら必ず施術できるわけでもないということです。
ハイライトにブリーチが使われている場合、髪の中にはブリーチ履歴のある部分と、そうでない部分が混在します。
そこへ縮毛矯正を行うため、通常のカラー毛以上に慎重な判断が必要になることがあります。
「酸性だから大丈夫」と薬剤の分類だけで判断するのではなく、現在の髪の状態、ブリーチの範囲、カラー履歴、過去の縮毛矯正履歴などを確認することが大切です。
- ハイライトが入っている髪の酸性縮毛矯正
- ハイライトを理由に縮毛矯正を断られることがあります
- なぜハイライトのある髪は慎重な判断が必要なのか
- 「ハイライトが1回だけ」でも髪の状態は人によって違います
- 酸性縮毛矯正ならブリーチ部分にも安全、ではありません
- 傷んだ髪は決して回復しません
- 以前ハイライトをして、現在は暗く染めている場合も注意が必要です
- 現在ブリーチ部分が残っている場合について
- 今後もハイライトを続けたい場合はどうするのか
- これからハイライトをする方は縮毛矯正の予定も伝えてください
- 他店で断られた場合も、その美容室を否定する必要はありません
- ハイライトが入っていても施術できる場合はあります
- 一度きれいに見えれば終わりではありません
- 仕上げは必ず、ノーブロー
- ハイライトと縮毛矯正についてよくあるご質問
- まとめ|ハイライトがあるからではなく、今の髪を見て判断します
ハイライトが入っている髪の酸性縮毛矯正

ハイライトが入っている髪の場合、髪全体が同じ状態とは限りません。
ブリーチをして明るくなっている部分、カラーだけの部分、新しく伸びてきた根元など、一つの髪の中に異なる施術履歴が存在することがあります。
そこへくせや広がりが重なると、毎日のお手入れが難しくなり、縮毛矯正を検討される方もいらっしゃいます。
しかし、ハイライト部分はすでに施術履歴のある髪です。
縮毛矯正をすれば、さらに薬剤や熱による負担が加わります。
そのため、見た目だけを確認して簡単に「施術できます」と判断するのではなく、これまでどのような施術をしてきたのかを確認する必要があります。
ハイライトを理由に縮毛矯正を断られることがあります
以前、全体にブリーチを使ったハイライトが入っており、縮毛矯正をご希望されていたお客様がいらっしゃいました。
その方は、ハイライトの履歴があることから、ほかの美容室では縮毛矯正を断られていました。
しかし、私は「断った美容室が間違っている」とは思いません。
むしろ、髪の状態を確認したうえでリスクが高いと考え、施術をしないという判断をすることも、美容師として大切なことだと思っています。
無理に施術を行い、その結果として髪の状態を大きく悪化させてしまうのであれば、最初から施術をおすすめしない方がお客様のためになることもあります。
No.Blowでも同じです。
他店で縮毛矯正を断られたからといって、当店なら必ず施術できるわけではありません。
現在の髪の状態を確認し、難しいと判断した場合には、当店でも施術をおすすめしないことがあります。
なぜハイライトのある髪は慎重な判断が必要なのか
ハイライトでは、部分的に髪を明るくするためにブリーチを使用することがあります。
そのため、同じ頭の中でも、ブリーチ履歴のある髪と、ブリーチをしていない髪が混在することがあります。
さらに、過去に複数回ハイライトをしていれば、以前のハイライトと新しいハイライトが重なっている部分が存在することもあります。
根元には新しく伸びてきた髪があり、中間から毛先にはカラーやハイライトの履歴が残っている。
見た目では一本につながっている髪でも、状態は均一ではありません。
縮毛矯正では、その違いを考えながら施術する必要があります。
そのため、施術前には次のようなことを確認します。
- いつ頃ハイライトをしたのか
- ハイライトを何回程度行っているのか
- ブリーチを使用しているのか
- 現在どの部分までブリーチ履歴が残っているのか
- 過去に縮毛矯正をしているのか
- カラーや白髪染めの履歴があるのか
- 普段ヘアアイロンやコテをどの程度使用しているのか
すべてを正確に覚えていなくても構いません。
分かる範囲で施術履歴を伝えていただくことが、縮毛矯正を考えるうえで大切な情報になります。
「ハイライトが1回だけ」でも髪の状態は人によって違います
「ハイライトは一度しかしていないので大丈夫でしょうか?」
というご質問をいただくこともあります。
一度だけだから必ず大丈夫とは言えません。
同じ一回のハイライトでも、使用した薬剤、明るさ、ブリーチの範囲、元々の髪質、その後のカラーなどによって髪の状態は変わります。
反対に、ハイライトの履歴があるという理由だけで、一律に縮毛矯正ができないと決めることもありません。
大切なのは回数だけではなく、今現在の髪がどのような状態なのかということです。
酸性縮毛矯正ならブリーチ部分にも安全、ではありません
酸性縮毛矯正という言葉から、
「酸性なら髪が傷まないのでは?」
「ブリーチをしていても安全なのでは?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、No.Blowではそのようには説明していません。
酸性縮毛矯正にも髪への負担があります。
薬剤を使用し、アイロンなどの熱処理を行う縮毛矯正である以上、ダメージをゼロにすることはできません。
ブリーチ履歴がある部分は、すでにブリーチによる施術履歴があります。
そこへさらに縮毛矯正を行えば、新たな施術負担が加わります。
そのため、酸性という言葉だけを理由に施術することはありません。
薬剤の分類よりも、現在の髪の状態に対してどのような施術をするのかを考えることの方が大切だと思っています。
傷んだ髪は決して回復しません
No.Blowが縮毛矯正を行ううえで、大切にしている考え方があります。
傷んだ髪は決して回復しません。
ハイライトやブリーチによって傷んだ部分が、酸性縮毛矯正をすることで健康な髪へ戻ることはありません。
縮毛矯正によってくせが整い、見た目がまとまりやすくなることはあります。
表面が整うことでツヤが出て見えることもあります。
毎日のお手入れがしやすくなる方もいらっしゃいます。
しかし、それと「髪が治った」ということは全く別です。
見た目や手触りが変わっても、過去のブリーチ履歴がなくなるわけではありません。
さらに縮毛矯正を行った以上、その施術履歴も髪に残ります。
No.Blowでは、仕上がりが綺麗に見えたとしても「傷んだ髪が回復しました」「髪が再生しました」とはお伝えしません。
以前ハイライトをして、現在は暗く染めている場合も注意が必要です
過去にハイライトやブリーチをしたあと、髪を暗く染めている方もいらっしゃいます。
見た目ではハイライトがほとんど分からなくなっている場合もあります。
しかし、上から暗いカラーを重ねても、以前ブリーチをしたという履歴そのものがなくなるわけではありません。
髪が伸びて、その部分をカットするまではブリーチした髪は残ります。
そのため、現在は暗い髪色であっても、以前ハイライトやブリーチをした経験がある場合はお伝えください。
「もう色が暗いから関係ない」と考えず、過去の施術履歴として確認することが大切です。
現在ブリーチ部分が残っている場合について
No.Blowでは、過去にブリーチをされており、その部分が少しでも現在の髪に残っている場合は、現在のメニューではブリーチ毛として確認しています。
ただし、ブリーチ毛に対応するメニューがあるからといって、どのような状態でも縮毛矯正ができるという意味ではありません。
ブリーチ履歴の範囲や髪の状態によっては、施術をおすすめしない場合もあります。
「ブリーチ毛でもできる」という言葉だけで判断するのではなく、現在の状態を確認する必要があります。
今後もハイライトを続けたい場合はどうするのか
ハイライトやデザインカラーを楽しみたいという気持ちを否定するつもりはありません。
現在の担当美容師さんのカラーが気に入っているのであれば、その信頼関係も大切にしていただきたいと思っています。
ただし、今後も縮毛矯正を続けたい場合には、ハイライトやブリーチとの施術履歴が重なっていくことも考えておく必要があります。
縮毛矯正を繰り返す。
その間にもハイライトを増やしていく。
さらに全体カラーも行う。
このように施術履歴が重なるほど、次回の縮毛矯正では考えなければならないことが増えていきます。
場合によっては、どちらを優先したいのかを考えていただくこともあります。
「縮毛矯正もブリーチも何度繰り返しても大丈夫です」と簡単にお伝えすることはできません。
これからハイライトをする方は縮毛矯正の予定も伝えてください
現在くせ毛が気になっていて、将来的に縮毛矯正をする予定がある場合は、ハイライトをする前に担当美容師さんへ伝えておくことをおすすめします。
例えば、
- 毎年梅雨前に縮毛矯正をしている
- 数カ月ごとに根元の縮毛矯正をしている
- 今は縮毛矯正をしていないが、今後する可能性がある
- 過去に縮毛矯正をした毛先がまだ残っている
といったことです。
これから行うカラーだけではなく、その先に予定している施術まで共有しておくことで、担当美容師さんも今後のことを考えやすくなります。
髪は一度施術したら、その履歴がすぐになくなるものではありません。
数カ月後、さらにその先まで考えることも大切です。
他店で断られた場合も、その美容室を否定する必要はありません
ハイライトを理由に縮毛矯正を断られると、
「技術がないから断られたのでは?」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、それだけで判断することはできません。
髪の状態を見たうえで、これ以上負担を重ねない方がよいと判断した可能性もあります。
縮毛矯正をすることだけがお客様のためとは限りません。
施術をしないことも、必要な判断の一つです。
No.Blowも同じ考えです。
できないと判断したことを、予約をいただくためだけに「できます」とお伝えすることはありません。
今は施術をしない。
施術する部分を考える。
今後のカラー方法について担当美容師さんと相談する。
そうした選択肢も含めて考えます。
ハイライトが入っていても施術できる場合はあります
ここまで読むと、ハイライトがある髪には縮毛矯正ができないように感じるかもしれません。
そういう意味ではありません。
No.Blowでも、現在の髪の状態を確認したうえで、ハイライト履歴のある髪に酸性縮毛矯正を行うことがあります。
大切なのは、
「ハイライトが入っているか、入っていないか」だけで判断しないことです。
ブリーチの範囲。
これまでのカラー履歴。
過去の縮毛矯正。
現在の根元・中間・毛先の状態。
今後どのようなカラーをしたいのか。
そうしたことを確認しながら判断します。
一度きれいに見えれば終わりではありません
縮毛矯正は、今回の施術だけを考えればよい技術ではないと考えています。
数カ月後には、また根元から新しい髪が伸びてきます。
そのとき、今回施術した部分には縮毛矯正の履歴が残っています。
ハイライト部分にはブリーチ履歴も残っています。
その後さらにカラーをするのであれば、新しい施術履歴も加わります。
だからこそ、今回だけきれいになればよいのではなく、次回、その次の施術まで考えることが大切です。
傷んだ髪は決して回復しません。
だからこそ、今以上に必要のない負担を重ねないことも大切だと考えています。
仕上げは必ず、ノーブロー
No.Blowでは、酸性縮毛矯正の仕上げは必ずノーブローです。
ノーブローとは、ドライヤーを使用しないという意味ではありません。
最後にブローでクセを整えて仕上がりを良く見せるのではなく、ドライヤーで乾かした状態で実際の仕上がりを確認するという意味です。
ハイライトやブリーチ履歴がある髪だからこそ、最後だけきれいに整えて見せるのではなく、縮毛矯正としてどのような状態になったのかを確認することが大切だと思っています。
仕上げは必ず、ノーブロー。
できることも、難しいことも、できる限り正直にお伝えする。
それがNo.Blowの考え方です。
ハイライトと縮毛矯正についてよくあるご質問
ハイライトをしていたら縮毛矯正はできませんか?
一律には判断できません。
ハイライトにブリーチを使用しているか、何回行っているか、どの部分に残っているか、ほかの施術履歴などによって判断は変わります。
他店で縮毛矯正を断られました。No.Blowならできますか?
必ずできるとはお答えしていません。
他店で断られたという事実だけで施術できるとは判断せず、現在の髪の状態を確認して考えます。
酸性縮毛矯正ならハイライト部分も傷みませんか?
傷まないわけではありません。
酸性縮毛矯正にも髪への負担があります。ブリーチ履歴のある部分では、その履歴も含めて判断する必要があります。
昔のハイライトでも伝える必要がありますか?
現在の毛先などにその部分が残っている可能性がある場合は、分かる範囲でお伝えください。
現在は暗く染めていてハイライトが見えなくても、ブリーチ履歴がなくなったわけではありません。
今後もハイライトを続けたいです
ハイライトを続けること自体を否定していません。
ただし、縮毛矯正も継続する場合には双方の施術履歴が重なっていくため、担当美容師さんと今後の施術計画について相談することをおすすめします。
まとめ|ハイライトがあるからではなく、今の髪を見て判断します
ハイライトをしていることを理由に、縮毛矯正を断られることがあります。
しかし、それは決しておかしな判断ではありません。
ブリーチを使用したハイライトが残っている髪へ縮毛矯正を行う場合には、髪の状態を慎重に確認する必要があります。
一方で、ハイライトがあるからという理由だけで、すべての方が縮毛矯正をできないわけでもありません。
重要なのは、現在の状態とこれまでの施術履歴です。
酸性縮毛矯正だから安全。
ブリーチ毛でも必ずできる。
他店で断られてもNo.Blowなら必ずできる。
そのようなことはお伝えしていません。
傷んだ髪は決して回復しません。
それでも、くせや広がりに悩んでいる方に対して、今の髪で何ができるのかを考える。
No.Blow 酸性縮毛矯正専門技師では、目の前の仕上がりだけではなく、その後の髪の状態まで考えながら、できることと難しいことを正直にご提案しています。

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