酸性縮毛矯正で扱いやすい髪に

クセの影響で髪がまとまらず、毎朝のセットに時間がかかる。今回は、そんなまとまりにくさにお悩みのお客様のお話です。
髪を扱いやすくするためには、クセを伸ばすことだけでなく、今の髪にどのくらい負担が重なっているのかを見極めることも大切にしています。
毎朝、クセを伸ばす手間を減らすために
コテで巻く前に、ストレートアイロンで一度クセを伸ばしている方もいらっしゃると思います。
二つの工程を重ねると、その分時間がかかり、髪に熱を加える回数も増えてしまいます。
縮毛矯正でクセを整えられれば、毎朝アイロンで伸ばす手間を減らせる場合があります。ただし、縮毛矯正にも髪への負担はあるため、日々のセットと施術の両方を考えて判断する必要があります。
巻いたり伸ばしたりする前に、まずは乾かしたときに収まりやすい状態を目指す。それが、扱いやすい髪につながると考えています。
パサつきの原因は、見た目だけでは決まりません
髪がパサついて見えると、傷んでいると思いがちです。
もちろんダメージによる場合もありますが、クセによって毛流れがそろわず、広がって見えていることもあります。クセとダメージが重なっている場合もあるため、見た目だけで判断することはできません。
クセが整うことで、まとまりやツヤの見え方が変わることはあります。それでも、傷んだ髪が傷む前の状態に回復したわけではありません。
酸性縮毛矯正も、薬剤と熱を使って髪に負担をかける技術です。「酸性だから傷まない」と考えず、これまでのカラーや縮毛矯正の履歴、髪の状態を確認することが欠かせません。
うねりとパサつきについては、関連記事「大きなうねでパサつく髪に酸性縮毛矯正」でもお伝えしています。
薬剤の強さだけで解決しようとしない
クセが伸びにくそうだから、強い薬剤を使う。傷んで見えるから、弱い薬剤にする。そのような単純な選び方では、髪の状態に合わない場合があります。
必要な働きが足りなければクセが残り、反対に負担をかけすぎればダメージを悪化させるおそれがあります。どの部分に、どの程度の施術が必要なのかを考えることが大切です。
また、クセが残ったからといって、必ずやり直せるわけではありません。再施術を検討する場合も、その時点の髪の状態を改めて確認する必要があります。
一度で無理に整えようとせず、これ以上負担を重ねない判断も含めて、施術を考えています。
知識と経験の両方を、目の前の髪に生かす
髪の状態は、お客様ごとに異なります。同じように見えるクセでも、これまでの施術や毎日のお手入れによって、必要な対応は変わります。
知識を学ぶことと、実際の髪を見て施術を振り返ること。その両方を積み重ねながら、判断の精度を高めていきたいと考えています。
経験があるから大丈夫と決めつけず、学んだことも確かめ直す。慣れた施術でも思い込みを持たず、一人ひとりの髪に向き合ってまいります。
仕上げは必ず、ノーブロー
No.Blow 酸性縮毛矯正専門技師【ノーブロー】では、仕上げにブラシで引っ張るブローや、アイロンで形を整えることはせず、ドライヤーと手で乾かした状態を確認します。
乾かしただけの収まりを、お客様と一緒に確かめるためです。
まとまりにくさが気になる方は、普段どのようにセットしているかもお聞かせください。今の髪の状態に合わせて、無理のない方法をご相談していきます。

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