ハイトーンカラーの酸性縮毛矯正
明るいカラーをしている髪でも、状態によっては酸性縮毛矯正でクセを整えることができます。ただし、「ブリーチをしていないから大丈夫」とは判断できません。
大切なのは、今まで髪に何をしてきたかと、今どのような状態なのか。今回は、ブリーチを使わずに明るくカラーされているお客様の施術をもとにお伝えします。
名古屋のNo.Blow 酸性縮毛矯正専門技師【ノーブロー】です。
カラーと、日々のアイロンによる負担が重なった髪
今回のお客様は、久しぶりの縮毛矯正でした。過去の縮毛矯正によるダメージはほとんど残っておらず、主にカラーと日々のアイロンセットによる負担が重なっている状態です。
縮毛矯正の仕上がりは、こうした履歴によって変わります。今回のように、過去の縮毛矯正による負担が少ない髪と、カラーや縮毛矯正を同じ部分へ繰り返している髪では、施術の考え方も変わってきます。
ブリーチの有無だけでなく、どのくらいの明るさにしてきたか、何度カラーを重ねたか、普段どのようにアイロンを使っているかまで確認することが大切です。
同じハイトーンでも、根元と毛先を分けて考える
髪色が似ていても、髪の状態まで同じとは限りません。
生えてきた根元と、カラーや日々のスタイリングを繰り返してきた中間・毛先では、これまで受けた負担が違います。明るさやクセの強さだけを見て、根元から毛先まで同じように施術するわけにはいきません。
酸性縮毛矯正にも、薬剤や熱による負担があります。施術できるかどうか、どこまでクセを伸ばすことを目指せるかは、履歴と実際の髪の状態を確認したうえで判断します。
ストレートに整っても、毛先の枝毛は残ります
今回の施術では、髪全体はストレートに整いました。ただ、毛先の約5cmには、多少の枝毛が残っています。
見た目が綺麗にまとまったからといって、その部分の傷みまでなくなったわけではありません。酸性縮毛矯正で、枝毛を元の健康な髪に戻すことはできません。
「傷んだ髪は決して回復しない。それでも綺麗にしたい。」
当店が大切にしている考え方です。見た目や手触りを整えることと、傷みが回復することを分けてお伝えしています。
今回も、仕上がりが整った点と、毛先に残る傷みの両方を見ていただくことが大切だと考えています。
希望の明るさと、これから髪に加える負担
本音を言えば、希望のハイトーンカラーを楽しみながら、綺麗なストレートヘアに仕上げたい。その気持ちは当店も同じです。
ただ、これまでの傷みをなかったことにはできません。明るいカラーや日々のアイロンセットを続けるなかで負担が重なると、次の縮毛矯正で目指せる仕上がりにも影響します。
カラーの頻度や範囲、今後どのくらいの明るさにしたいか。縮毛矯正だけでなく、その間の過ごし方も含めて考えていく必要があります。
暗く染め直したとしても、それまでの履歴や傷みが消えるわけではありません。今の見た目だけでなく、過去に明るくしていたことも担当の美容師へお伝えください。
少し口うるさく感じられるかもしれませんが、綺麗な状態を目指すために、髪への負担につながることも正直にお伝えしています。
仕上げは必ず、ノーブロー
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当店では、ドライヤーで手を使って乾かした状態で仕上がりを確認します。仕上げのブローやアイロンで、クセを伸ばして見せることはしません。
ノーブローは自然乾燥という意味ではなく、施術工程ではアイロンを使います。仕上げに形を整えすぎず、実際にどこまでクセが伸びたか、毛先にどのような状態が残っているかを確認するための方針です。
明るい髪色を続けたい気持ちも、クセを整えたい気持ちも大切にしながら、今の髪で目指せる仕上がりを考えます。ご相談の際は、カラーや縮毛矯正の履歴に加えて、普段のアイロンの使い方もお聞かせください。

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