全体にパサついた髪の酸性縮毛矯正。
【ご来店時の髪の状態】
まず、ご来店時の髪の状態についてご説明いたします。
髪の量が多く、毛先は薬剤の影響により全体的に乾燥が見られました。
今回の施術内容
今回の施術は、カラーと縮毛矯正を同時に行います。
カラーは、伸びてきた根元部分のみをリタッチカラーで整えます。
なお、縮毛矯正と同時に施術する場合、当店ではダメージをできるだけ抑えるためにリタッチカラーをおすすめしています。
根元だけをカラーすることで、髪へのダメージを最小限にとどめることができますのでご安心ください。
また、縮毛矯正の薬剤の反応や強さも必要最低限に調整いたします。
薬剤の使い分けと注意点
もし根元がバージン毛(染めていない髪)の場合は、根元専用の縮毛矯正用薬剤と、毛先のカラー部分用の薬剤を使い分ける必要があります。
ただし、この調整を行っても、どうしても境目付近で縮毛矯正の反応にムラが出やすくなる場合がございます。
そのため、今回のように先にリタッチカラーをしてから縮毛矯正を行うことで、髪への負担をより減らすことが可能です。
リタッチカラーの特徴とデメリット
リタッチカラーには、色の退色や色味の変化が起こりにくいという側面もあります。
特に髪全体がかなり明るく退色している場合は全体カラーが必要になることもありますが、できるだけ髪へのダメージを抑えたい場合にはリタッチカラーが適していますので、ご希望やお悩みに合わせてご提案させていただきます。
【今回の仕上がり】
仕上げはブローをせずに整えました。
ダメージを抑えて施術したことにより、毛先のパサつきもある程度はおさまりました。
ただし、一度傷んだ髪は元の状態には戻らないため、根元部分のツヤ感とそれ以外の部分で差が出やすくなります。
もし全体カラーをしていた場合、毛先のパサつきがさらに目立つ可能性がありましたので、その点もご参考いただければ幸いです。
施術後のケアと注意
また、縮毛矯正後に髪色が退色しても、毎日高温のアイロンを使用しない限り、それ以上の退色はほとんど進みませんので過度な心配は不要です。
これからもリタッチカラーを継続し、根元の健康な髪を伸ばしていくことで、よりきれいな仕上がりが期待できます。
なお、薬剤による施術を繰り返すと、ダメージは少しずつ蓄積していきますので、無理のないペースで施術を続けていただければと思います。
特に縮毛矯正を受けた髪は内部構造が変化しているため、通常のカラーでも強い負担がかかります。
施術の繰り返し方によって、髪の状態は大きく変化しますので、不安な点はいつでもご相談ください。
美髪についての誤解と当店の方針
最近では「施術を重ねるほど髪がきれいになる」といった印象を与える商品も増えていますが、実際にはそれは難しいのが現状です。
当店では酸性縮毛矯正など丁寧な技術を提供し、ご満足いただけるよう努めています。
ただし、「施術を繰り返せば髪が元の状態に戻る」「どんどんきれいになる」といった表現は行っておりません。
酸性縮毛矯正にもデメリットがあるため、それもきちんとお伝えし、納得して施術をお選びいただくことが大切だと考えています。
商材への見解と注意点
最近注目されている商材の中には、広告がやや誇張されているものも見受けられますが、その施術で満足されるお客様もいらっしゃいますし、当店より他店の仕上がりを気に入るお客様もいらっしゃいます。
ただし、傷んだ髪を完全に元通りにする技術は現時点で存在しませんので、できるだけ無理な施術やダメージの蓄積を避けていただければ幸いです。

Instagramはこちら