毛先ブリーチ、ダメージ毛の酸性縮毛矯正。
酸性縮毛矯正は、使用する薬剤や髪の状態によって仕上がりが大きく変わります。ここでは、具体的な施術事例を通して、施術時に注意すべき点などお伝えします。
お客様の来店時の髪の状態
今回ご来店いただいたお客様は、毛先にブリーチの履歴が残っていました。そのため、髪全体にクセによる広がりやパサつきが目立つ状態でした。特に毛先だけブリーチされている場合は、全体に比べてリスクは低いものの、縮毛矯正の薬剤を流す工程で毛先に強い反応が出る可能性があるため、施術方法には十分な注意が必要です。
施術時に考慮したポイントと注意点
ダメージをできるだけ抑えるため、根元のクセをしっかり伸ばしつつ、毛先への薬剤の負担を最小限にとどめることがポイントとなりました。また、薬剤をシャンプー台で洗い流す際には、毛先への接触時間を短くしたり、必要に応じて保護処置を加える工夫も行いました。
施術後の仕上がりと工夫
仕上げにはNo.Blow(ノーブロー)、できる限り自然に見えるように細かく調整しました。毛先はブリーチによるダメージが残りやすいため、傷んだ部分をカットでできるだけ取り除き、全体としてまとまりのあるナチュラルな仕上がりを目指しました。
縮毛矯正の現実と専門家の視点
「髪が元通りになる」といった広告を目にすることがありますが、実際には一度傷んだ髪を完全な健康状態に戻すことは難しいのが現実です。酸性縮毛矯正は、従来の方法より髪への負担が少ないとされていますが、それでも髪に全くダメージがないわけではありません。ダメージをなるべく抑えて理想の仕上がりを叶えるには、薬剤や髪質を正確に見極める技術力が重要です。優れた薬剤や道具があっても、誰でも同じ仕上がりになるわけではなく、プロの知識と経験が仕上がりを大きく左右します。
まとめ:最適な縮毛矯正には個別対応と高度な技術が不可欠
縮毛矯正は、髪の状態に合わせてきめ細かく対応し、高い技術力で施術することが求められる繊細な施術です。道具や薬剤に頼りきるのではなく、一人ひとりの髪質や施術履歴を見極めて最適な方法を選ぶことが、理想の仕上がりへの近道です。

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