多毛量、カラー同時施術の酸性縮毛矯正。
施術前の髪の状態と施術方針
ご来店いただいたお客様は、髪の毛が多く、比較的強いクセも見られる状態でした。今回は縮毛矯正とカラーを同時にご希望されたため、髪へのダメージをできるだけ抑えることを最優先に施術を行いました。
カラーの同時施術についての注意点
縮毛矯正とカラーを同時に行うと、髪への負担は大きくなりやすいです。特に、カラーによるダメージをできるだけ抑えたい場合には、リタッチカラー(伸びた根元だけを染める方法)が推奨されます。しかし、この方法の場合、施術後に色落ちしやすくなるため、後で全体カラーが必要になることもあります。その際には、どうしても一定のダメージが起こることをご理解いただく必要があります。
ご希望の仕上がりや色味、明るさによっては、あえて暗めのカラーを提案することもあります。また、髪を明るくしたい場合には、縮毛矯正とカラーを同時に行うことで乾燥やパサつきを招きやすいため、より慎重な判断が必要です。
施術の過程と仕上がり
髪の状態を一つ一つ丁寧に確認しながら施術を進め、仕上げはNo.Blow(ブローなし)で自然なストレートに仕上げました。
特に毛量の多い方は、適切な薬剤選びと技術によって、ダメージを抑えながら美しいストレートを実現できます。
ただし、毛先の傷みが進んでいる部分は、完全にダメージを防ぐことは難しい場合もあります。
しかし、根元の健康な髪を繰り返し丁寧に伸ばしていくことで、全体のコンディションは徐々に整っていきます。
縮毛矯正の仕上がりを長持ちさせるためのアドバイス
縮毛矯正の美しい仕上がりを長持ちさせるには、施術の技術だけでなく、次回までの過ごし方や日々のケアも大切です。
例えば、
・全体カラーや強い薬剤による施術を頻繁に行うと、乾燥やパサつきの原因になります。
・高温のアイロンを毎日使い続けると、ダメージがさらに蓄積します。
・最近多い、根元からセニング(すきばさみ)を多用するカットは、パサつきや寝ぐせ、縮毛矯正の持続期間の短縮につながるため注意が必要です。
髪の状態には個人差があるため、毛先のダメージが気になる場合は、傷んだ部分だけに熱を加えて整え、伸びてきた健康な髪はできるだけ保護して伸ばすのが理想です。
また、ダメージが目立つ毛先は少しずつカットし、新しく伸びる髪を大切に扱いましょう。
髪のダメージに関する誤解と現実
施術によって傷んだ髪も一度で完全に元通りになると宣伝する広告もありますが、現在の技術では劇的な回復は難しいのが実際です。
手触りや仕上がりが改善する場合はありますが、縮毛矯正を繰り返し美しく保つには、現実的なケアと正しい知識が非常に重要です。
技術提供に対するこだわりと今後の意気込み
縮毛矯正は非常に高度で、技術者の腕によって仕上がりが大きく左右される繊細な施術です。
メリットだけでなくデメリットも正しく伝え、ご納得いただいた上で施術をお受けいただくことが大切だと考えています。
近年は縮毛矯正の専門サロンが増えていますが、当店もさらに技術を高め、これからも丁寧で誠実なサービスを提供していきます。


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