ブリーチ毛に酸性縮毛矯正

今回ご来店いただいたお客様は、髪全体にブリーチの履歴がある方でした。ご来店時の髪は、ブリーチやハイトーンカラーによるダメージが見受けられる状態でした。そのため、過去に施術を断られたご経験があるかもしれません。
ブリーチ毛への縮毛矯正の可否
ブリーチした髪に縮毛矯正はできるのか?というご質問をよくいただきます。
当店では、ブリーチ毛にも対応した特別な薬剤を使用し、お客様のご要望にできる限りお応えできるよう施術しております。
ブリーチ毛施術に関するリスクと現状
ただし、ブリーチ毛対応の薬剤を使っていても、髪が傷むリスクを完全になくすことは難しいのが現状です。
むしろ、普通の髪に比べてダメージのリスクは高くなりますので、ご理解いただけますと幸いです。
一般的な縮毛矯正の推奨度
一般的には、髪に一度でもブリーチを施してある場合、縮毛矯正は原則おすすめしておりません。
なぜなら、ブリーチと縮毛矯正は非常に相性が悪いとされており、通常はお断りするのが妥当な判断とされています。
当店での施術方針
しかし、当店では、ブリーチ毛にも段階ごとの細かなダメージレベルを見極め、それぞれの髪質や状態に合わせたオリジナルの処方を考えて、丁寧に施術をしております。
お客様の大切な髪を少しでも良い状態に保てるよう、最大限の配慮を心掛けております。
仕上がりの保証と注意点
それでも、どこで施術する場合であっても、ブリーチ毛の縮毛矯正が必ず綺麗に仕上がる保証は正直に申し上げて難しいところです。
髪を傷めてしまうリスクが高いことも含め、ご理解いただけますと幸いです。
仕上がりの個人差
中には、ブリーチ毛でも綺麗なストレートヘアになる方もいらっしゃいますが、全ての方が同じように仕上がるとは限りません。
仕上がりは施術前のダメージレベルによって大きく異なりますので、実際に髪の状態を見てみないと正確な判断は難しい場合がございます。
施術後の注意と今後のブリーチ
また、今回綺麗に仕上がった場合でも、「ブリーチ毛でも大丈夫」と思われて、さらに他店でブリーチを重ねてしまいますと、必ず今よりも髪が傷み、今回のような仕上がりにはならない可能性が高いことをご承知おきください。
縮毛矯正後の髪のリスクと注意点
縮毛矯正後の髪は、たとえブリーチをしていなくても、全体カラーを繰り返しているだけでも、ダメージが蓄積しやすくなってしまいます。
酸性薬剤は「傷みにくい」特徴こそありますが、「傷まない」「元に戻す」ものではありませんので、ご注意いただけますと幸いです。
日頃のお手入れとご協力の必要性
普段のお手入れやカラーの頻度など、髪を綺麗な状態に保てるかどうかは、お客様ご自身のご協力も大変重要になってまいります。
無理のない範囲で心がけていただけると、より美しい髪を保てるかと思います。
総括
こうした点を、頭の片隅にでも置いておいていただけると幸いです。
私たちは、酸性縮毛矯正を通じてお客様の美しい髪づくりを心からサポートしたいと考えています。
しかし、ブリーチされた髪でも必ずきれいなストレートヘアになる酸性縮毛矯正をご提供できるとは限りません。それは、ブリーチには髪に大きなダメージを与えてしまう危険性があるためです。
今後のアドバイスとお願い
気軽にブリーチと縮毛矯正を併用してしまうと、思わぬトラブルや悲しい結果になってしまう可能性がございます。
ぜひ今回をきっかけに、今後はブリーチを少し控えつつ、適切な施術を繰り返していくことで、もっと美しいストレートヘアを目指していただければ幸いです。
今後、ブリーチと縮毛矯正を組み合わせたことをアピールする広告は、ますます増えていくかもしれません。
当店としても、心からお客様のご希望どおりに美しく仕上げたいと考えております。しかし、化学的な理由などから対応が難しい場合も多く、その点をデメリットと感じられることもあるかもしれません。それでも、当店ではお客様に正確な情報をしっかりとお伝えすることを大切にしています。
どうかその点について、ご理解いただければ幸いです。
これからもご満足いただけるよう、全力で施術いたしますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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