酸性縮毛矯正とショートボブの髪型・ヘアスタイル
今回、酸性縮毛矯正を受けてくださったお客様は、ショートボブがとてもお似合いの方です。
髪色はやや明るめで、くせ毛は比較的穏やかですが、大きなうねりが出やすい髪質となっています。
縮毛矯正と髪色の薬剤反応
髪色が明るい場合、一般的には縮毛矯正の効果が現れにくい傾向がございます。
これはブリーチをしていない場合でも、明るい髪ほど内部のたんぱく質などが損傷しやすくなるためです。
くせ毛の強さと薬剤選定
また、今回のお客様はくせ毛は比較的弱いほうですので、多くの美容室では「髪が明るいと薬剤によるダメージも気になりますし、くせもそれほど強くないので弱めの薬剤を使おう」と判断されることもあるかと思います。
この判断自体はよくあることですが、実際には見極めが難しい場合もございます。
お客様ご本人が感じていらっしゃるくせ毛の強さと、美容師が判断するくせ毛の強さには違いが生じることもあります。
例えば、美容師として「強いくせ毛ではない」と感じる場合に、縮毛矯正を積極的におすすめしない場合もございます。
お客様の要望と髪のまとまり
しかし、お客様の中には「少しのくせ毛でもきちんと伸ばしたい」とお考えの方も多く、縮毛矯正をかけることで髪がまとまりやすくなり、日々のスタイリングが楽になるとお感じになることもあります。
軟化チェックと仕上がり
もちろん、強いくせ毛の場合は施術の難易度が高まることもございますが、くせが弱い髪の場合には、薬剤処理後の「軟化チェック」(どの程度くせが伸びたかの確認)がやや難しくなることもあります。
このチェックは見た目だけでは判断しきれない場合もあります。
そのため、必要以上に薬剤の強さや放置時間を長くするよりも、髪の状態に合わせて適切な段階で施術を進めることが最善となることがございます。
結果として「もう少し真っすぐになってほしかった」と感じることもあれば、「ちょうどよく仕上がった」とご満足いただける場合もございます。
最終仕上がり・技術について
最終的な仕上がりにつきましては、お客様ご自身のご希望やご感想により異なりますが、当店では、くせが弱い方にもしっかりとアプローチをする酸性縮毛矯正の技術をご提供しております。
従来のように不自然に真っすぐになりすぎる仕上がりではありませんが、場合によってはそのように感じられるお客様もいらっしゃるかもしれません。
Instagram掲載の例
Instagramには、ドライヤーのみで仕上げたノーブローの状態のスタイル写真も掲載しておりますので、ぜひご参考になさってください。
ショートボブの仕上げアレンジ
また、ショートボブの場合、仕上げに毛先をワンカールさせることで雰囲気が変わります。
コテで巻くような仕上がりは縮毛矯正では難しいですが、ストレートアイロンを使ってワンカールにセットすることは最後の仕上げでは可能です。
もちろん、セット前には当店のコンセプトでもある「ノーブロー」の仕上がりをご確認いただいてからアレンジいたします。
酸性縮毛矯正の特徴とリスク
酸性縮毛矯正は、方法によっては髪を美しく見せたりお手入れを簡単にできる技術です。
ただし、どのような施術にもダメージのリスクは伴います。
なので、薬剤による施術で「まったく傷まない」「完全に髪を回復させる」というものは現時点ではございません。
■当店のこだわり
当店では、酸性縮毛矯正を通じて扱いやすく美しい髪を目指し、「ここに来てよかった」と思っていただけるよう、丁寧な施術を心がけております。
縮毛矯正にはメリットとデメリットの両方がございますので、ご不安なことがあればどうぞご相談ください。
■Instagram写真について参考になれば幸いです。
最後に、Instagramに掲載しているスタイル写真はすべてノーブロー状態での仕上がりです。
ご検討の際の参考になれば幸いです。
少しでもご興味を持っていただけましたら、嬉しく思います。

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