くせ毛が強くない場合は酸性縮毛矯正は必要ない?
本日ご来店いただいたお客様は、特別に強いくせ毛ではありませんが、全体的に髪が広がりやすい髪の状態でした。
縮毛矯正は髪へのダメージが気になる施術でもあります。
そのため、これくらいの広がりの場合は、トリートメントなど縮毛矯正以外の方法で髪を落ち着かせるご提案を受けたことがあるお客様もいらっしゃるかと思います。
施術方法のご提案
実際、縮毛矯正以外の施術、たとえばトリートメントだけでまとまりが良くなる場合には、髪への負担を少なくする意味からも、その方法をご提案したいというのが正直な気持ちです。
ただし、トリートメントの効果により髪をある程度落ち着かせることはできますが、くせ毛をしっかりとまっすぐなストレートヘアに整えられるのは、縮毛矯正ならではの特長です。
人によっては、縮毛矯正を行わなくてもトリートメントで十分ご満足いただけることもありますが、そうでない場合もございます。
そのため、髪の状態や理想の仕上がりに応じて、縮毛矯正を選択肢の一つとすることも良いと考えております。
当店の施術とご案内の方針
当店では、縮毛矯正をご希望されるお客様すべてがご満足いただけるよう、丁寧な施術を心がけております。
しかし、縮毛矯正をトリートメントのように髪が傷まないものと捉えてご来店される方もいらっしゃいます。
そのまま施術を受けられると、場合によっては仕上がりがご期待に添えず、ご満足いただけないこともございます。
このような背景には、SNSの普及により「ダメージが全くない」「回復させる技術」と感じられる広告や情報が多く見受けられることがあると思います。
そのため、そういった情報を信じたくなるお気持ちも理解できますが実際はそのような情報は真実ではありません。
縮毛矯正の効果とリスク
たしかに、酸性縮毛矯正は正しい技術で施術することで、まるで髪が回復したかのような仕上がりを実現できる場合もございます。
しかし実際には、髪の状態によって効果には違いがあり、基本的には髪に一定の負担をかけて「きれいに見せている」ということが正確な表現となります。
さまざまな情報が飛び交う中で、当店では過度に期待を持たせるのではなく、縮毛矯正のメリットとデメリットの両面をしっかりお伝えすることが、専門店としての責任と考えております。
髪が傷むリスクがある施術である以上は、正しい情報をご説明し、ご納得いただいた上で施術を進めることで、お客様にご満足いただける酸性縮毛矯正専門店を目指しております。
当店の目指す姿
仕上がりにはどうしても限界がございますが、正しいお手入れを繰り返し行うことで、1年後や2年後に「このお店に通って良かった」と思っていただけるよう、日々努めております。
少しでも当店の考え方や技術にご興味をお持ちいただけましたら幸いです。

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