縮毛矯正を受けた当日に髪を洗っても問題ないのか?
名古屋のNo.Blow 酸性縮毛矯正専門技師【ノーブロー】です。
縮毛矯正を受けた当日のシャンプーについては、「当日は洗わない方がよい」「翌日まで待った方がよい」など、いろいろな意見があります。そのうえで、当店としては、酸性縮毛矯正を受けた当日でも髪を濡らしたり、シャンプーをしたりしていただいて問題ないと考えております。
もちろん、当店の意見がすべて正しいとは限りませんが、さまざまな考え方がある中で、当店が大切にしている施術後のお手入れについてお伝えできればと思います。
そして、当店が洗う・洗わないということ以上に重要だと考えているのが、お風呂上がりに髪を放置せず、すぐに乾かすことと、その乾かし方です。
タオルでやさしく水分を取り、くしやコームで髪をまっすぐ(ストレート)にとかしてから、ドライヤーの風を上から下へ当ててください。髪を散らばらせず、まっすぐに整えた毛流れを保ちながら乾かすことを大切にしていただきたいと考えています。
この記事では、当店の考え方と、具体的な乾かし方を中心に、洗うときの注意点や、すでに髪を濡らしてしまった場合の対応をお伝えします。ほかの美容室で施術を受けた方や、個別のお手入れ方法を案内されている方は、担当の美容師から受けた説明を優先してください。

縮毛矯正の当日、何日間も髪を洗わずに過ごす必要はある?
インターネットでは、「当日は洗わない」「24時間は空ける」「2〜3日待つ」など、さまざまな説明が見つかります。汗をかいた日や、頭皮の汚れが気になる日には、どの案内に従えばよいか迷うかもしれません。
No.Blow(ノーブロー)では、当店で酸性縮毛矯正を受けた方に、何日間もシャンプーを我慢していただくことは、基本的にお願いしていません。当日の夜に洗いたい場合は、やさしく洗っていただければと思います。その後は濡れたまま時間を置かず、すぐに髪を整えて乾かしてください。
ただし、これは、どの美容室でどのような施術を受けた場合にも同じ対応でよい、というご案内ではありません。使用する薬剤、施術方法、髪に残っているダメージなどは、お客様ごとに異なります。
担当の美容師から「今日は洗わずにお過ごしください」と説明を受けている場合は、その案内を優先してください。理由や洗ってよい時期が分からないときは、施術を受けた美容室に確認すると、ご自身の髪に合った対応が分かります。
当日にシャンプーをしたら、すぐに縮毛矯正が取れる?
当店では、当日のシャンプーだけを理由に、施術で整えたストレートがすぐ元に戻るとは考えていません。洗ってしまったから失敗した、と慌てる必要はありません。
一方で、髪を濡らした後に絡んだままにしたり、折れ曲がった状態で自然乾燥させたりすると、乾いたときのまとまりに影響することがあります。そのため当店では、当日に洗ったかどうか以上に、濡らした後すぐに乾かしたか、髪を整えて乾かしたかを大切にしています。
乾かしても同じ部分にうねりや強い広がりが残る場合は、シャンプーが原因と決めつけず、担当の美容師に状態を伝えてください。ご自宅で何度も高温のアイロンを当てて直そうとせず、気になる部分を確認してもらうことが大切です。
洗う・洗わない以上に大切なのは、すぐに乾かすことと乾かし方
「今日は洗わなかったから大丈夫」と、乾かし方への意識が薄れてしまわないようにしていただきたいと思います。当店では、髪を濡らした後にどう扱うかが重要だと考えています。
お風呂上がりは髪を放置せず、タオルで水分を取ったら、すぐに乾かす準備をしてください。そのまま別のことを始めたり、濡れた髪を長時間まとめておいたりせず、くしやコームで髪をまっすぐに整えてから乾かしていきます。
以下の順番で、髪を散らばらせずに乾かすことを意識してください。
1.タオルで挟むようにして、水分を取る
タオルで髪を挟み、やさしく押さえるように水分を取ります。頭皮付近の水分も拭き取り、毛先をゴシゴシとこすらないようにしてください。
濡れた髪を強く絞ったり、引っ張ったりする必要はありません。水滴が多く残った状態を整えてから、ドライヤーで乾かしていきます。

2.くしやコームで、髪をまっすぐに整える
タオルで水分を取ったら、ドライヤーを当てる前に、くしやコームで髪をまっすぐ(ストレート)に整えてください。髪が絡んだり、折れ曲がったりしたまま乾かさず、まずは毛流れをそろえることが大切です。
引っかかる部分がある場合は、無理に根元から毛先まで一気に通さず、毛先の絡まりから少しずつやさしくほどいてください。強く引っ張るのではなく、髪が自然にまっすぐ下りる状態に整えます。
3.上から下へ風を当て、髪が散らばらないように乾かす
髪をまっすぐに整えてから、ドライヤーの風を上から下へ、根元から毛先に向かって当てます。下から風を吹き上げたり、髪をあちこちに振り乱したりせず、そろえた毛流れを保ちながら乾かしてください。
ただ、ご自身で乾かす場合は、ドライヤーを上に持ち上げたまま使うため、腕が疲れやすく、最初から最後までこの向きで乾かしきるのは大変なこともあると思います。無理に続ける必要はありませんので、可能な範囲で「上から下へ、髪を散らばらせないように」ということを意識していただければ幸いです。
表面だけでなく、根元や後頭部、襟足、髪の内側にも風が届くよう、髪を少しずつ分けて乾かします。その際も、風の向きは上から下を意識し、髪が散らばらないように進めてください。
乾かしている途中で髪が乱れた場合は、くしやコームでやさしくまっすぐに整え直してから、続きを乾かします。強く引っ張ってクセを伸ばすのではなく、まっすぐに整えた髪の形を崩さず乾かすことがポイントです。
ドライヤーは一か所に近づけたままにせず、動かしながら使います。熱さを我慢して当て続けないようにしてください。
最後に、根元から毛先まで乾いているか、特に襟足や髪の内側に湿り気が残っていないかを確認します。表面が乾いていても内側が濡れている場合がありますので、寝る前にも確認してください。
「ノーブロー」は、自然乾燥という意味ではありません
No.Blow(ノーブロー)が大切にしているのは、ブローで強くクセを引き伸ばさなくても、乾かしてストレートヘアを再現できる仕上がりです。
ドライヤーを使わず、濡れたまま自然乾燥させるという意味ではありません。ご自宅でも、ドライヤーで丁寧に乾かすことを大切にしてください。

縮毛矯正をした当日のシャンプーで気をつけたいこと
当日のお手入れでは、髪を強くこすったり、引っ張ったりしないようにしてください。難しいことを増やすより、普段の洗い方を少し丁寧にすることから始めていただければと思います。
1.髪を大きく絡ませず、やさしく濡らす
まずはシャワーで、頭皮と髪をやさしく濡らします。毛先をまとめて強く揉み込んだり、髪を頭の上に集めてこすったりせず、なるべく髪の流れに沿って扱ってください。
すでに毛先が絡まっている場合は、無理に引っ張ってほどこうとしないことも大切です。引っかかるところを力任せに梳かさず、少しずつやさしく整えてください。
2.頭皮を中心に洗い、毛先を強くこすらない
シャンプーは、基本的には頭皮を中心に行ってください。指の腹で頭皮をやさしく洗い、毛先同士を擦り合わせたり、髪全体を強く揉み込んだりしないようにしましょう。
シャンプーは汚れを落とすために必要なものですが、髪への負担がまったくないわけではありません。泡がやわらかく感じられても、毛先まで何度も洗う必要はないと考えています。
洗浄成分の影響を調べた研究では、条件によって髪をつくるタンパク質の構造が変わることや、そのタンパク質が髪から流出することが報告されています。また、傷んだ髪ほどタンパク質が流出しやすいという結果もあります。タンパク質の変化についての研究・洗浄による影響についての研究。
ただし、これらは特定の洗浄成分を使った実験です。普段お使いのシャンプーで、同じことが必ず起こるという意味ではありません。シャンプーの配合や髪の状態、洗い方によっても違いがありますので、必要な汚れを落としながら、毛先への負担をできるだけ減らすことを大切にしてください。
縮毛矯正を受けた髪は、薬剤や熱による負担を受けています。施術をしていない健康な髪と同じように扱うのではなく、特にダメージが蓄積した中間から毛先では、摩擦だけでなく、洗浄による負担にも配慮していただきたいと考えています。
泡を使って摩擦を抑えるという考え方も大切ですが、「泡があれば毛先まで繰り返し揉み洗いしてよい」ということではありません。基本は頭皮を中心に洗い、毛先は汚れに応じて泡をやさしくなじませる程度にとどめ、丁寧にすすいでください。整髪料などが残っている場合も、必要な部分をやさしく洗い、強くこすらないことを意識しましょう。
「縮毛矯正をしたから、特別な洗い方をしなければ」と難しく考える必要はありません。髪への摩擦や引っ張る力をできるだけ減らすことを意識しましょう。
シャンプー剤は、髪や頭皮の状態、普段の使い心地に合わせて選びます。施術後に使用する製品について個別に案内を受けている場合は、その説明をご確認ください。
3.すすぎを丁寧に行い、トリートメントは使用方法に沿って使う
シャンプーの泡が残らないよう、頭皮から毛先まで丁寧にすすぎます。トリートメントを使用する場合は、製品の使用方法に沿って、毛先など必要な部分になじませてください。
トリートメントは髪を扱いやすくするお手入れの一つですが、縮毛矯正で受けた負担をなかったことにするものではありません。たくさんつけることでダメージが元に戻ると考えず、適量を使い、すすぎ方も製品の案内に合わせましょう。
当日に濡らしてしまった場合や、仕上がりが気になる場合
すでにシャンプーをしてしまった場合は?
当店で施術を受けた方は、洗ってしまったことだけを理由に、慌てて何かを追加する必要はありません。濡れたまま放置せず、すぐにくしやコームで髪をまっすぐに整え、上から下へ風を当てて乾かしてください。
乾いた後のまとまりを確認し、気になるうねりや手触りの変化がある場合は、その部分をお知らせください。「どこが気になるか」「濡れているときと乾いたときで、どう違うか」が分かると、状態を確認しやすくなります。
ほかの美容室で施術を受け、当日のシャンプーを控えるよう案内されていた場合は、洗った時刻と現在の状態を、担当の美容師に伝えてください。
雨や汗で濡れた場合は?
雨や汗で髪が湿ったときも、まずはタオルなどでやさしく水分を取り、乾かせる場所でくしやコームを使って髪をまっすぐに整え、上から下へ風を当てて乾かしてください。濡れたという理由だけで、縮毛矯正が取れたと決めつける必要はありません。
汗や頭皮の汚れが気になる場合、当店で施術を受けた方には、当日でもやさしくシャンプーをしていただけるとご案内しています。洗った後は、乾かすところまで丁寧に行いましょう。
当日はシャンプーを使わず、水洗いだけにした方がよい?
当店では、当日だから必ず水洗いだけにする必要がある、とは考えていません。シャンプーをする場合も、水やお湯で流すだけの場合も、濡らした後に丁寧に乾かすことは共通しています。
また、ほかの美容室で「髪を濡らさないでください」と案内されている場合は、水洗いならよいと自己判断せず、担当の美容師に確認してください。
乾かしても、うねりやパサつきが残る場合は?
髪がまとまらない理由は、乾かし方だけとは限りません。クセの残り方、施術前からのダメージ、毛先の状態なども関係するため、「当日に洗ったせい」と一つの原因に決めつけないことが大切です。
特に、毛先のパサつきやごわつきは、ストレートに整うこととは分けて考える必要があります。クセを伸ばしてまとまりやすくできても、ダメージのある部分まで健康な髪に戻せるわけではありません。
気になる部分は、繰り返し洗ったり高温のアイロンを重ねたりして直そうとせず、ご相談ください。髪の状態を確認し、どこまで整えられるか、日々のお手入れをどうするかを一緒に考えていきます。
カラーも同時にした場合は?
縮毛矯正とカラーを同じ日に受けた場合は、カラー後のお手入れについても、施術を担当した美容師の案内をご確認ください。この記事の「当日でも洗ってよい」という説明だけで、色持ちに関する個別の案内まで置き換えないようにしてください。
酸性縮毛矯正の後も、髪を大切に扱うことが必要です
縮毛矯正は、薬剤や熱を使って髪の形を整える技術です。酸性縮毛矯正も、髪に負担を与えずに行える施術ではありません。
見た目がキレイなストレートになり、指通りが変わったとしても、髪が元の健康な状態に戻ったわけではありません。そのため、施術当日だけでなく、その後も髪をやさしく扱っていただきたいと考えています。洗った後は放置せず、くしやコームでまっすぐに整え、上から下へ風を当てて乾かす習慣を続けてください。
No.Blow(ノーブロー)が目指しているのは、その日だけキレイに見える仕上がりではなく、ご自宅でも扱いやすいストレートヘアを継続していただくことです。髪の状態や施術履歴を踏まえ、薬剤やアイロン操作を調整しながら施術し、ご自宅でのお手入れについてもお伝えしています。
まとめ:当日でも洗髪は問題ありません。乾かし方を大切にしてください
当日のシャンプーについてはいろいろな意見がありますが、当店としては、酸性縮毛矯正を受けた当日でも問題ないと考えております。
洗う・洗わない以上に大切にしていただきたいのは、お風呂上がりに放置せず、すぐに乾かすことです。くしやコームでまっすぐにとかし、上から下へ、髪を散らばらせないように風を当てて乾かしてください。
- 頭皮と髪をやさしく洗い、毛先を強くこすらない。
- タオルで押さえるように水分を取る。
- くしやコームで、髪をまっすぐ(ストレート)に整える。
- 上から下へ風を当て、髪が散らばらないように乾かす。
- お風呂上がりは放置せず、すぐに乾かす。
- 乾かしても気になる部分が残る場合は、担当の美容師に相談する。
洗う時期やご自宅での扱い方に迷ったときは、施術時の説明を思い出していただき、分からない点は遠慮なくご確認ください。髪の状態に合ったお手入れを続けながら、キレイなストレートヘアを保っていただければと思います。


Instagramはこちら