リタッチ縮毛矯正関係なく、毛先までアイロン操作は必要です。
本日の酸性縮毛矯正のお客様です。毛量調整の履歴もあるため毛先にも動きがある状態です。
縮毛矯正はリタッチ縮毛矯正が適切なのか?
毎回、毛先まで縮毛矯正の薬剤を塗ると、髪は傷んでしまいます。しかし、リタッチ縮毛矯正であれば髪が傷まない、というわけでもありません。
正確に言うと、
リタッチの縮毛矯正を行うことは実際には不可能です。
なぜリタッチの縮毛矯正が不可能なのかというと、根本につけた薬剤をシャンプー台で洗い流すとき、どうしても薬剤が毛先まで流れてしまうからです。
そのため、たとえ毛先に薬剤をつけていなくても、きちんとブローをしたり、低温のアイロンで髪を整えたりする作業が欠かせません。
毛先を放置した施術をすれば、リタッチの縮毛矯正であっても逆に傷みます。
毛先には何もせず、薬剤を塗布した部分だけにアイロンを当てる作業を繰り返すと、根元のクセは伸びますが、毛先は回数を重ねるごとにパサついてしまうことがあります。
これは、薬剤が毛先にも反応しているにもかかわらず、適切な処理を行わなかったために起こる現象です。
そのため、リタッチ縮毛矯正でも全体の縮毛矯正でも、どちらの場合も作業工程は同じ内容が必ず必要になります。
そのような理由から、当店ではリタッチ縮毛矯正と全体の縮毛矯正のどちらの場合も、同じメニュー内容でご提供しております。
お客様一人ひとりの髪の状態に合わせて、薬剤の調合やアイロンの使い方を工夫し、より多くの方にご満足いただけるよう、施術しております。
縮毛矯正は髪を元の状態に戻す技術ではありません。しかし、私たちは酸性縮毛矯正を通じて、お客様に「ここに通って良かった」と感じていただけるような酸性縮毛矯正専門店を目指していますのでご興味いただけますと幸いです。