トリートメントだけでボリュームは落ち着く?
「髪がパサついて広がるので、トリートメントをすればボリュームは落ち着きますか?」
このような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
髪がパサパサしている。
手触りが悪い。
毛先がまとまらない。
全体が膨らんで見える。
この状態を見ると、
「髪が傷んでいるから広がっている」
と思われるかもしれません。
しかし、No.Blowでは見た目や手触りだけで、本当にダメージが原因なのかを判断することはできないと考えています。
くせ毛によって髪の流れが揃わず、手触りが悪くなったり、毛先がパサついたり、傷んでいるように見えたりすることもあります。
反対に、本当にダメージによってパサついている場合もあります。
さらに、クセとダメージの両方が重なっていることもあります。
そのため、
「パサついているからトリートメント」
「広がっているから縮毛矯正」
と、見た目だけで単純に分けることはできません。
くせ毛が原因で、傷んでいるように見えることがあります
くせ毛は、髪一本一本の向きや形が揃いにくくなります。
そのため、髪の表面に凹凸が出たり、毛先がまとまりにくくなったりして、パサついて見えることがあります。
実際に触ったときも、ザラつきやまとまりにくさを感じることがあります。
そうすると、
「かなり傷んでいるのでは?」
と感じるかもしれません。
しかし、その見た目や手触りにクセが大きく影響しているのであれば、縮毛矯正でクセを整えることで、髪の流れが揃い、見た目や手触りの改善を目指せる場合があります。
つまり、
傷んで見えることと、本当にダメージによって傷んでいることは同じではありません。
ここは、見た目だけでは判断できない部分です。

本当にダメージでパサついている場合は、考え方が変わります
一方で、カラーやブリーチ、過去の縮毛矯正、そのほかの施術などによって、髪そのものが大きく傷んでいる場合もあります。
その場合、縮毛矯正をすれば健康な髪へ戻るわけではありません。
トリートメントについても同じです。
見た目や手触りを整えられる場合はあります。
しかし、
傷んだ髪そのものを、元の健康な髪へ戻すことはできません。
髪の状態によっては、大きな変化を求めるよりも、これ以上状態を悪化させないことを優先し、現状維持に近い対応が精一杯になることもあります。
No.Blowでは、
「傷んだ髪は決して回復しない。それでも綺麗にしたい。」
という考え方を大切にしています。
トリートメントだけでボリュームが落ち着いて見えることもあります
トリートメントによって手触りやまとまりが変わり、結果として髪の広がりやボリュームが落ち着いて見えることはあります。
そのため、
「トリートメントには意味がない」
ということではありません。
トリートメントには、トリートメントの役割があります。
ただし、広がりやパサつきの大きな原因がクセにある場合、トリートメントと縮毛矯正では目的が違います。
トリートメントで髪の見た目や手触りを整えることと、縮毛矯正でクセそのものを伸ばすことは同じではありません。
大切なのは、
「トリートメントか縮毛矯正か」を先に決めることではなく、今のパサつきや広がりが何によって起きているのかを考えることです。
酸熱トリートメントや「髪質改善」という名前だけでも判断しません
No.Blowでは、酸熱トリートメントそのものを否定しているわけではありません。
それによって扱いやすくなったり、仕上がりに満足されている方もいらっしゃると思います。
一方で、
「酸熱トリートメント」
「髪質改善」
「トリートメント」
というメニュー名だけで、髪への作用や負担を判断することもできません。
同じ名称でも施術内容はさまざまです。
その後に縮毛矯正などを検討する場合には、これまでどのような施術をしてきたのかを、分かる範囲で確認することが大切です。
髪の見た目だけではなく、現在の状態とこれまでの施術履歴を確認したうえで、その髪に何ができるのかを考えます。
縮毛矯正でクセを伸ばすと、ボリュームはある程度落ち着きます
クセによって髪が膨らんでいる場合、そのクセを縮毛矯正で伸ばせば、施術前よりボリュームは落ち着きます。
これは縮毛矯正によって起こる変化の一つです。
ただし、ボリュームが減ることを、
「良いこと」
「悪いこと」
のどちらか一方で考えることはできません。
髪の膨らみを抑えたい方や、もっとコンパクトに収めたい方には、嬉しい変化になる場合があります。
一方で、
「今のふんわりした印象を残したい」
「ぺたんとしたくない」
という方には、気になる変化になることがあります。
No.Blowでは、ボリュームダウンそのものをメリット・デメリットのどちらか一方として説明するのではなく、その変化がお客様の希望に合っているかを大切にしています。
ただし、
「クセだけをなくしてボリュームはそのまま残す」
「希望した分だけ自由にボリュームを減らす」
といった仕上がりを一律にお約束することはできません。
クセとダメージが両方ある場合もあります
実際の髪は、
「クセだけ」
「ダメージだけ」
と綺麗に分けられるとは限りません。
クセによって広がっている髪に、カラーや過去の縮毛矯正などの施術履歴が重なっていることもあります。
この場合、クセを整えることで見た目や手触りが変わる部分があっても、すでに傷んでいる部分まで健康な髪へ戻るわけではありません。
だからこそ、
「縮毛矯正をすれば全部綺麗になる」
とも、
「傷んで見えるから縮毛矯正はできない」
とも、見た目だけでは決められません。
現在の髪の状態と施術履歴の両方を見る必要があります。
酸性縮毛矯正でも髪への負担はあります
No.Blowでは、
「酸性だから傷まない」
とは考えていません。
酸性縮毛矯正であっても、薬剤や熱を使って髪の形を変える施術です。
髪への負担やリスクがあります。
施術後にクセが整うことで、ツヤが出たり、手触りが良くなったように感じたりすることがあります。
しかし、
綺麗に見えることと、傷んだ髪が回復したことは別です。
見た目が大きく変わったとしても、傷んだ髪そのものが健康な状態に戻ったわけではありません。
見た目だけで「クセ」と「ダメージ」を決めつけない
今回の記事で最もお伝えしたいのは、この部分です。
髪がパサついている。
手触りが悪い。
広がっている。
まとまらない。
この状態だけを見て、
クセが原因なのか。
本当のダメージが原因なのか。
その両方なのか。
判断することはできません。
傷んでいるように見えても、クセが大きく影響しているのであれば、縮毛矯正によって見た目や手触りの改善を目指せることがあります。
一方、本当にダメージによってパサついている場合には、縮毛矯正でもトリートメントでも、傷んだ髪そのものを元の健康な髪へ戻すことはできません。
だからこそ、
最初から施術名を決めるのではなく、まず髪の状態を見る。
No.Blowでは、そこから考えることを大切にしています。
仕上げは必ず、ノーブロー
No.Blowでは、仕上げは必ず、ノーブロー。
これはドライヤーを使わないという意味ではありません。
ドライヤーで乾かしたあとに、ブラシを使った仕上げのブローで一時的に整えるのではなく、乾かした状態で実際の仕上がりを確認します。
今回のテーマのようなパサつきや広がり、ボリュームについても、乾かした状態でどの程度広がるのか、クセはどの程度伸びているのか、内側はどのような状態なのかまで確認することが大切だと考えています。
まとめ|トリートメントか縮毛矯正かは、見た目だけでは決められません
「髪がパサついているからトリートメント」
「髪が広がっているから縮毛矯正」
そこまで単純ではありません。
くせ毛が原因で、手触りが悪くなったり、毛先がパサついて傷んでいるように見えたりすることがあります。
その場合には、縮毛矯正でクセを整えることで、見た目や手触りの改善を目指せることがあります。
一方、本当にダメージによってパサついている場合には、縮毛矯正でもトリートメントでも、傷んだ髪そのものを健康な状態へ戻すことはできません。
そして、クセとダメージの両方が重なっている場合もあります。
だからこそNo.Blowでは、
見た目だけで判断せず、現在の髪の状態とこれまでの施術履歴を確認する。
そのうえで、何ができるのか、何をしない方がよいのかを考えることを大切にしています。
トリートメントと縮毛矯正の違いについては、こちらの記事でも詳しくご説明しています。

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