ハイトーンカラー毛の酸性縮毛矯正
ご来店時の髪の状態
今回ご紹介するのは、酸性縮毛矯正を希望されたお客様です。
髪はブリーチをしたかのようにダメージが進んでおり、非常に傷みが目立ちます。
お客様ご自身も、日々のお手入れにお困りだったことと思います。
酸性縮毛矯正と髪へのリスク
酸性縮毛矯正でも、施術方法を誤ってしまうと、さらにダメージが進行してしまうことがありますので慎重にご検討いただくことが大切です。
一般的にブリーチ毛への縮毛矯正はリスクが高いとされていますが、明るいカラーを繰り返すことで、ブリーチと同じくらい髪に負担がかかることもございます。
また、1回だけブリーチした髪と、何度もハイトーンカラーを繰り返した髪とでは、1回だけのブリーチの方が仕上がりがきれいになる場合もあります。
「カラー施術だからそれほど傷まない」と思われることも多いですが、繰り返しカラーチェンジを行うことで髪へのダメージは徐々に蓄積されていきます。
そのため、縮毛矯正をする際は、できるだけ暗めのカラーをご提案させていただくことが多いです。
ご不安な点やご希望がありましたら、どうぞご相談ください。
施術時の注意点
施術の際は、髪の状態を丁寧に確認しながら、無理のない範囲で進めていきます。
仕上げにはNo.Blow(ノーブロー)を使用し、自然なストレートに仕上げました。
クセはしっかり伸びましたが、元からのダメージがあるため、毛先にいくにつれて水分が保ちにくくなっています。
ご自宅でのケア方法なども、気になることがあればお気軽にご相談ください。
アフターケアのご提案
今できる対策としては、洗い流さないトリートメントなどを使って水分補給を心がけ、これ以上髪にダメージを与えないことがとても大切です。
もし可能であれば、リタッチカラーを用いて新しく伸びてきた根元だけを染めることで、傷みを最小限に抑えるご提案もさせていただきます。
ただし、10レベル以上の明るいカラーの場合、色が落ちてくると黄みやオレンジ味が目立ちやすくなり、見た目の印象が変わりやすい点にご注意ください。
そのため、退色を考慮しながら最初にトーンダウンしておき、色落ちしたときの明るさに合わせてリタッチカラーを繰り返す方法もおすすめしています。
お客様のご希望やご状況に合わせて、ご提案させていただきますので、何でもご相談ください。
繰り返しカラーされた髪の注意点
繰り返しカラーした髪に縮毛矯正を施すと、色落ちが早くなったり、水分量がさらに失われやすくなることがありますので、ご自身でのケアも大切になってきます。
しかし、落ち着いたトーンでリタッチを続けながら縮毛矯正を行うことで、カラー毛でも美しい髪を維持しやすくなります。
一度傷んだ髪は元の状態に戻すことは難しいですが、本当にきれいな髪を目指すには、ダメージを最小限におさえつつ長い時間をかけてケアしていくことが重要です。
また、お客様ご自身のご理解とご協力もあってこそ、より良い髪の状態を一緒に目指せると考えております。
髪の回復に関する事実
最近や以前から「繰り返し施術することで髪が元通りになる」「新しい技術で全く傷まない」といった表現を目にすることがありますが、残念ながら現時点ではそれは事実ではありません。
もしも髪が完全に回復する技術が存在すれば、世の中からダメージケアの商品はなくなってしまうでしょう。
薬剤を使った施術やトリートメントも、どうしても髪に負担がかかりますので、ご理解いただけますと幸いです。
美容業界では、事実よりも大げさに表現されたり、誤解を招く宣伝が多く見られるのも実情です。
正しい情報をもとに、お客様が安心して施術を選べるよう心掛けております。
私たちの取り組み
私たちは酸性縮毛矯正を通じて、できる限り髪を美しいストレートへ導けるよう、今できる最善の技術をご提供したいと考えております。
お悩みや不安な点があれば、どんなことでもご相談ください。
よくメリットやデメリットをご検討いただき、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。


Instagramはこちら