酸性縮毛矯正は傷まない魔法の薬剤ではない。
縮毛矯正を考えている多くの方は、「髪が傷んでしまうのでは」「自分に合う施術がわからない」といった悩みを抱えています。最近は髪質やこれまでの施術履歴がより複雑になってきており、その人に最適な薬剤や施術方法を選ぶことが以前にも増して重要になっています。
ご来店時の髪の状態
今回ご紹介するお客様は、髪に大きなうねりがあり、毎日アイロンを使っていたため毛先にダメージが見られました。
カウンセリングと薬剤選定の重要性
髪質や施術履歴をしっかり把握するために、丁寧なカウンセリングを行い、お客様一人ひとりの状態に合わせて薬剤を調合しています。髪質によって薬剤の反応は大きく異なるため、マニュアル通りの対応ではなく、それぞれに合った個別対応が必要です。
施術の流れと仕上がり
薬剤を調合した後、施術に入ります。仕上がりは、No.Blow(ノーブロー:ドライヤーなどで形を作らず自然に乾かす方法)で、誤魔化しのない自然なストレートをご提供しております。根本は健康的で滑らかな質感となり、毛先もまとまりやすくなりました。ただし、根本と比べて毛先の質感には違いが残っているため、今後もカットやケアを重ね、徐々に美しい髪に近づけていく予定です。
今後のケアとアドバイス
毛先を少しずつカットしながら、アイロンやカラーの使用回数を減らすことで、髪の状態は着実に改善していきます。また、1度の施術ですべてを完璧にしようとするのではなく、段階を踏んでケアを進めることが髪への負担を減らすコツです。初回の施術で得た反応データを活かすことで、次回以降の仕上がりの精度も高まります。
酸性縮毛矯正の注意点とリスク
酸性縮毛矯正は「傷みにくい」と言われることがありますが、ダメージが一切なくなるわけではありません。髪質や過去に使った薬剤の影響によっては、想定外の反応が起こることもあります。特に、他店で使われた薬剤の成分が残っていたり、ダメージが蓄積している髪には、少しの施術でも大きな影響が出ることがあります。根本的なダメージ、例えばチリチリになった毛先は、どんな縮毛矯正でも一度で元通りにはできません。また、アルカリ性や中性の縮毛矯正、髪質改善トリートメントもそれぞれ髪に成分が残る場合があり、他の美容院に変えたときは特に注意が必要です。
他店や施術に対する考え方
「他のサロンでダメージが出た」と感じる方もいますが、どの美容院でもお客様のために最善を尽くして施術しています。美容師が意図的に失敗させることは決してありません。当サロンでも同じであり、目に見える結果だけで判断しない姿勢が大切です。
まとめ:当サロンの方針とメッセージ
美容院を変えるには大きな勇気が必要ですが、私たちはお客様一人ひとりの髪と真剣に向き合い、その方に最適な施術方法を常に考え続けています。確実に美しい髪を目指して、焦らず段階を踏んだケアを心がけています。これからも安心してご相談いただけるよう、誠心誠意サポートしてまいります。

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